私と家族~適切な距離感について~

こんにちは、くらげです。

今回は私の家族との接し方について話していこうと思います。

1・はじめに:近すぎると見えなくなるもの

私は結構母親と折り合いが悪く、喧嘩をしてしまいます。

母も私も話すのがあまり得意ではないのと言葉の伝わり方が間違っていたりして、私が結構短気なのもあって喧嘩ばかりしてしまうのですが、そういう小競り合いみたいなものに辟易してしまって、距離感が難しいです。

私は高校を卒業したら絶対実家を出るんだ!と考えていたのですが、それが結局実現できず、すごくショックを受けた経験があります。

まだこの家にいなきゃいけないのか、としんどくなったりしていました。

20歳までに就職しなかったら死のうとか、当時は悲観的に考えていたのですが、結局その倍くらい生きているので、良かったなと今は思っています。

家族との距離が近すぎて悩んでいた時、私が夜中に眠れずカチカについて検索していたらグループホームの情報があったので、社長に経緯をお話したら受け入れられるよ!とお話していただいて、頑張っていろいろな状況をグループホームに入居するように持って行って現在は社長が経営しているグループホームに住んでいます。

カチカに入所してすぐの頃にグループホームの関係を進めたので、カチカに在籍している年数とグループホームに入所している年数が同じくらいです。

2・実家と距離を置いた話

実家に住んでいた時不満に思っていたのが、家族との距離が近すぎることでした。

母親と弟と過ごす時間ばかりで自分の時間が全くなくて、寝る時も母が寝る場所がないからと私の部屋で寝ていて、私が携帯を見ていると早く寝ろやとか言われて、寝れないのに寝なきゃいけないというのが非常にストレスが溜まっていました。

私だけの時間というものがなくて、グループホームに入ってからは読書やゲームができて非常に充実しているのですが、実家にいたころはそういう時間さえ持てず自分の時間が欲しいというのが口癖でした。

当時家族に対しての不信感といいますか、苦手だという気持ちが強くてもう家族嫌いだ!!!みたいな気持ちだったのですが、それを社長に相談したら話を聞いてくださって、現在は実家を離れています。

それでも母とは喧嘩が絶えないので、辛いです。

私がもう少し優しければ……と思っていますが、なかなか難しいです。

過去に言われて傷ついたことは未だに覚えているし、悲しい気持ちになってしまいます。

でもそういう小さなことをいちいち覚えているのが、母親的にはあまり好ましくないのかなとか思っておりまして……

母は細かいことは気にしないので、そういう点ではうらやましいです。

実家にいた時、毎日のように喧嘩していたのですが、実家を離れてからは私の調子が悪すぎる時以外は喧嘩にならないし私もちょっと余裕が出て来たので、まあそんなかっかしなくてもいいよね、と考えてます。

3・離れてみて見えたもの:家族との新しい関係性

グループホームについて紹介してみたいと思います。

グループホームに初めてきた時、私はここでやっていけるんだろうか……とか普通に実家が恋しくなったりとかしてホームシックっぽくなったりしたのですが、でも利用者の方々と仲良くなってからはすごく楽しくて、毎日充実しています。

きっかけはこれ!というものはないですが、一緒に生活していくうちにお互いのことがわかってきて、あ~、私この子達好きだな~とか思うようになってからは彼女たち(私は女性寮に住んでいるので、女性しかいません)のことを友達だと思ってるし、重い言い方をすると彼女たちがいないと死んでるくらいには大事に思っています。運命共同体だと勝手に思っています。

いつの間にかよく話すようになっていたし、買い物に出かけたり、本当に友達みたいに映画見に行ったりして、繰り返しになりますが本当にかけがえのない人たちです。

最近新しいメンバーも加わって私なんかは緊張してしまったり、新しい人となじめていないような気がしたりするのですが、みんな優しいです。

例えば私が調子悪かったりすると、普通に心配してくれます。

私は結構声に感情が乗りやすくて不調だとすごく声が低くなったり、態度が悪くなったりするのですが、そういうのもわかってしまうらしく、くらげ大丈夫?とかくらげ死んでるやんとか言ってくれます。そういうさりげない優しさで私は元気になったりします。

寝坊するとねぼすけ〜と言われるのですが、ねぼすけという言葉がなんかかわいくて毎回笑ってしまいます。

また、職員さんもみんな優しいです。

私が怖がっているのを理解してわざとおちゃらけてくださる職員さんや、私が苦手意識を持っているのを理解してそれでも私のこと結構好きだよって言ってくださる職員さんなど、皆寄り添ってくださります。

そういう手助けを受けつつ、日常を過ごしているので、いつも楽しくやらせていただいております。

最近は非常に調子が悪く大分メンタル的にやられているのですが、心配かけているみたいで悪いなと思っています。

そんなグループホームでの生活ですが、皆性格がさっぱりしているというか明るくて、大好きです。

4・おわりに:もし今、あなたが家族で悩んでいるのなら

家族との距離が近い場合、離れてみると意外と家族の大切さが分かって大事にしようと考えなおしたり、離れることで家族の見えていなかった良い部分が見えてきたりします。

現在、家族のことを良く思えなかったり、うざいな、とか思ってそういう自分って性格悪いなと落ち込んでいる方もいるかもしれません。

そういう時は一度家族と物理的に距離を置いてみると案外解決するかもしれないということを伝えたくて書いてみました。

最後の方はグループホームの子達好き好き芸人みたいな感じになってしまいましたが、本当に一方的に私が彼女たちのことを大好きなので、こうならざるを得なかったです。

グループホームに興味がおありでしたら、一度ご連絡いただけたらなと思います。

満床の場合はご案内ができないかもしれませんが、できるだけ助けになるように社長が頑張ってくれるはずです。