こんにちは、くらげです。
私はほとんどの時間、思考が止まることなく考え続けてしまうのですがそのことを脳内多動というらしいということを最近知りました。
ぐるぐる思考（過去の嫌な事をずっと考え続けてしまうこと）と呼ばれるものも含まれているのかもしれませんが、多分脳内がずっと休まず働き続けているのだろうと思ったので、今回は脳内多動について書いていけたらなと思います。
Contents
1・脳内多動とは？
脳内多動とはADHDの特性の1つで、脳内で次々と考えが思い浮かび、思考が目まぐるしく変化する状態のことです。
例えば、私の母は脳内でずっと音楽が流れているらしいですが、これも脳内多動に入ると思います。脳内で音楽が鳴りやまない場合は脳内多動と呼んで良いと思っています。
とにかく脳内が常に働き続けている状態で、休むことがないので、私だけかもしれませんが、寝るのが下手だったりするのも脳内が休むことを拒否しているような状態だからかもしれませんし、疲れやすさを感じたりすることもあります。
欠点として、マルチタスクが苦手で、忙しい時に横から声掛けされたりするとパニックになったりしてしまいます。
例えば買い物の場合ですと、お金払わなきゃと思って財布を探しているときに横から母が商品詰めて、とか会員証出せよ、とか言ってこられたりするとそれだけでパニックになったりしてしまいます。
多分脳の処理に問題がある気がします。
例えばの話ですけれど、頭に容器があると仮定して、私は小さなコップ1杯分くらいしか入らないのに、他の人はバケツ一杯分くらいの空きがあったりして、明らかに人に比べて劣っていると感じてしまいます。
2・くらげなりの向き合い方
私はいままで、脳内がせわしないことに自覚がなく生活していて、最近職員さんに指摘されて脳が活発であることに気づいたので、対策というようなものをあまりしていないのですが、意識的に休息をとることや、リラックスできる環境で過ごすことが効果的なのだそうです。
私の場合ですが、じっとしていることを苦痛に感じる傾向があって、仕事でも何もすることがないなら意味がないとか言って、通所したばかりでも暇を感じるとすぐ帰宅してしまったりします。
そういう多動的な側面をなくしていかないといけないのですが、これがなかなか難しいです。
暇な時間に耐えられないし、無駄な時間を過ごしたくないという考えがあるせいで、自分の中で有意義でないものを許容することができません。
自分の時間というものを大切にしていて、ゲームなどをプレイすることで休息できてると個人的には考えていますが、実際休めているかはわからないです。
あとは、睡眠中はさすがに休めていると思いたいので、眠すぎる時は脳が休息したいんだと考えて、寝るようにしています。
眠気にあらがえないというのもありますが、寝たいという欲求が出るということは限界なんだと最近気づきました。
全然症状と向き合えていない私ですが、これらも改善していかないと生活していくには辛いものがあるかなあと思っています。
3・扱いにくい人からの脱却
分かりやすく言うと、私のような人間は周囲からしたら扱いにくい人だと思います。
明らかに能力が低く、特性などもあってなんだか特殊な人だと思われがちなので、そういう人間って社会で生きていくには大変だと思います。
あいつは障害持っているからおかしいとか、障害者だから排除したりぞんざいに扱っても正義だからいいんだ、みたいな扱いを受けることが多々あるのですが、そういうレッテルを貼りたいだけの人や一般的に見たら普通の人が言う「異常」が私にはわからないので、いちいち悩んでしまいます。
第三者から見たらくだらないことをぐちぐち言っているだけの扱いにくい人ですけれど、人に好かれたいという思いがあるので、八方美人じゃないですけれど、人にどう思われるかは常に考えています。
世間から扱いにくい人という評価を受けないようにするように、少しでも普通に近づけるような行動を心がけるようにはしているのですが、やっぱり普通の人から見たらどこかおかしいようで、笑われたりなどします。
話が脱線してしまいましたが、脳内多動も個人的に受け入れなければいけないものと思っていて、ずっとあるものだから理解していかなきゃ、と考えています。
世間になじめるような人間になれるよう、努力していかないとな、と思います。
しかし、考えすぎてもいけないだろうからゆる〜くそういうものもあるのね〜、みたいな感じでいけたらいいよなと感じます。
私は考えても仕方のないことを考えすぎる癖があるので、あまり真剣に向き合わなきゃとか、理解しなきゃって考えすぎないようにはしていきたいです。
思い詰めすぎない程度に、適度に自己理解をして行けたらいいよなと思っています。
4・思考多動を抑える方法とは？～くらげ的に効果のある事～
一般的には思考多動に効果的なのは
・規則正しい生活リズムで過ごこと
・バランスの良い食事を摂ること
・集中できる環境を作ること
・運動や、リフレッシュすること（休息を取ること）
が有効だとされています。
実際私も、現在少し体を動かす仕事の時があるのですが、その日はよく眠れているような気がします。
寝付くまでに結構時間がかかる方なのですが、体を動かした日は10分もしないうちに寝れます。
体を動かす仕事の日は朝が早いので、それも関係があるかもしれませんが特に悶々とすることもなく、疲れたなと感じているうちに眠りにつけます。
また、休息を取ることも重要ですが、こちらは私的には難しいです。
休んでと言われても休みたくないというか、何もしないとか、やったことの意味がなくなることがすごく嫌で、休憩を取るのが多分下手です。
カチカでは、昼休みに職員さんが「休憩ですよ」と声掛けをしてくれたり、私が休み時間中に仕事をしていると、「休みましょう！」とか「昼休みを超えて作業した分、休んでくださいね」（10分超過したら10分しっかり休んでという意味合いだと思います）と言っていただけるので、その間だけ手を止めることができます。
昼休憩は1時間と長めで、30分も休めば私の場合作業を進めたくなるのですが、こっそり作業を進めていると「休んでないでしょ～？」と言われるので、職員さん達が本当に優しいな、と思っています。
私はよっぽどのことがない限り疲れを感じにくい（疲れたとか無意識に声が出て初めて疲れている自覚を持つような人間なのです）ので、メリハリと言いますか、オンとオフをきっちりつけなきゃなと感じます。
5・おわりに～よりよい生活を目指して～
いかがでしたでしょうか？
今回は私の抱える悩みの1つである、脳内多動について記事にしてみました。
皆様の中にもし、私のように思考を止めることができず辛い思いをしている方がいらっしゃるのなら、もしかしたら、脳が働きすぎて疲れているのかもしれません。
自分は大丈夫、と思っていても大丈夫じゃない場合もあります。
休むのを苦手と思っていても、人間は休まないと生きていけないようです。
なので、運動をしたりなどして体を疲れさせて休息（睡眠）を取ることで、頭を休ませることが効果的です。
皆様の中で、私のように休憩を取ることが苦手だったりする方もいらっしゃると思うのですが、そういう方たちにもちゃんと休もうと伝えたくて筆を執りました。
誰かに寄り添えるような記事になっていたら嬉しいです。
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