グループホームでの生活~苦手な人との関係性~

こんにちは、くらげです。

自分がグループホームのこと大好きなのはこれまでの記事を読んでいただければわかると思うのですが、実は隠していたことがありまして……

それは新しく入ってきた利用者さんの中に苦手な人がいるということと、職員さんの中にも苦手な人がいたということです。

今では職員さんに対しては好感を持っているのですが、苦手な利用者さんについてはまだ克服できていません……

苦手な人に対して苦手です~って感じがめちゃくちゃ出てしまうのですが、声とかがたとえ暗くてもその人は気にならない人なので、全然普通に接してきます。

ぐいぐい来られるのも苦手な私は毎回苦い顔をしながら接しているので、今回はそのことと、苦手だった職員さんに好感を持つまでについて詳しく話していこうと思います。

1・苦手な職員さん

まずは職員さんについて話していこうと思います。

その人のすべてが一時期は苦手だったので、大分態度が悪かったです。

結構ずぼらというか、手を抜いているように感じて、楽をしていくのは全然いいと思うのですが、分かりやすく手を抜かれている感じが苦手でした。

あと今は改善されつつあるけれど、ご飯がおいしくなくて……なんか食欲がわかなくてその人のご飯ばかり食べないという選択をしていた時がありました。

その時も、「作った自分がかわいそうじゃない?」という感じで言われて、「全然かわいそうではないが!?」とか怒っていました。今思うとかわいそうかもしれません。

当時、その人の日だけ明確に皆リビングにいないし、夕飯別で食べてきたりするし、ちょっとかわいそうですね。

よく考えなくてもかわいそうかも……すみませんでした、この場で謝罪するのはおかしいかもしれませんが、謝罪しておきます。許してくれ……

見た目も話し方も怖くて苦手で、理系の頭だな〜みたいな、理路整然と語れるタイプと言いますか、自分の考えがしっかりしているタイプで、なんかうまく言えないけれど苦手だ〜と嫌っていました。

その人と出会うだけで顔が暗くなったり、声のトーンも暗くなってわかりやすかったみたいで、何回か話し合いの場が設けられました。

「話し合いで保護されている感じが気に食わねえ!」とかいう他にどうしたらいいんだよ、みたいなことでキレていたのですが、あまりメンタルの調子もよくなくて、しかもまずい飯と苦手な人が待っていて、それが毎日という状況がしんどかったです。

でもある日、夕飯を食べないですと社長に連絡してよ~し、遊ぶぞ~とか考えていたらドアをノックされて、その人に「何か食べれそうなものあったら食べた方がいいよ」と言われて無理だろうな~とか思いつつ「フレンチトースト食べたいです」と言ったら「わかった、作ってみる」とか言ってくれて、ほんまか~?とか疑ってまあゲームとかして待ってたら本当に作ってくれたし、そのフレンチトーストが私の好みドンピシャだったんですよ。

うますぎて食欲がわき、食べる人がいなくなったハンバーグも追加で食べました。

やればできるじゃねえか……!と何様だよみたいな感動をして、ちょっとこの人いい奴か?とか考えたりし始めたあたりで少し好感を持ち始めて、その後もなんだかんだ嫌な態度取り続けてしまったのですが、先日私の悩みを真剣に聞いてくれて、「自分もそれどうかと思うんだよな~」とか共感もしてくれてから完璧に「いい人だ……!」と思うようになりました。

もう今は全然好きです。メシマズでもいい。いい人です。

話し方も気になっていたけれど、結構ちゃんと常識人というか、怖い部分顔くらいのもんなので、声のトーンとかもちょっと怖めだけど話してみると結構お茶目で面白い人なんですよね。

というわけで、和解した気が個人的にはしています。

その職員さんがおすすめしてくれたゲームもめちゃくちゃ面白いです。

共通の話題があると親近感がわきます。

最近私が別のゲームにお熱なのでおすすめしてもらったゲームはクリアまで時間かかりそうですけれどクリアしたら一緒に語りたいですね。

2・苦手な利用者さん

この人に最近メンタル持っていかれがちです。

いい人なんだってことはわかるんだけれど、悪い表現をすると善人の面をした悪魔にしか見えない。

言葉の裏とかを結構考えてしまうタイプの私と正直者のこの人との相性が悪すぎます。

深読みしすぎて疲れるんですよね。話していることもそんなの言っていても意味ないじゃんとか私は思ってしまうし、話してすっきりするならいいけれどその話が全然整っていないというか無茶苦茶な事ばかり言っている気して、わかりやすい嘘も平気でつくし、苦手過ぎます。

こんなに人を嫌いになるなんて、なんて私は嫌な奴なんだ。とか自責してしまうのと、こいつ本当にむかつく!という怒りで感情がジェットコースターです。

なんでこんなにむかつくか……原因を考えてみたのですが、多分わかりやすい嘘を平気でつく部分と、注目行動(他人から気を引きたくてしてしまう行動のこと)が目立つ部分がすごく気になってしまうという部分が大きいかなあと思っています。

その人は親から愛情をあまり与えられなかった子みたいで、愛着障害(幼い頃親に愛情を与えられなかったせいで色々な精神的な不調や生きづらさ等が出てしまう障害)みたいな感じなのかなとか邪推していますが私もちょっとそういう面があるといいますか……

私の場合、愛情をちゃんと受けたのに足りないとかわがまま言っているみたいな感じで、しかも両親が不器用なので、愛情受けて育ったのに若干愛着障害チックな部分があって、自分のことを偽愛着障害と自分で名付けているのですが、本当に愛されなくて今でも苦しんでいるかもしれない人の前で私愛着障害っぽくて~とか言ったらうざいじゃないですか。

だからあまり不幸自慢しないようにしようとか若干思うのですが、相手の方はめちゃくちゃ私が被害者で、私がこんなことで悩んでて〜みたいな話をずっとしている気がして(気がするだけかもしれません)、それが気になるのかもしれません。

それともう一つ気になるのが、例えば私が拒食症の頃の話をしだすと私の方がもっとやせてたよ!みたいな話をしだすんですよ。マウントをすぐ取ろうとしてくるというか……

それ聞いて相手がどう思うかとかきっと気にしないので、言えちゃうんだと思うのですが、私からしたら受験勉強の時期にあんなに苦労して沢山努力して痩せたことを「そんなことで威張らないでくれない?私の方がすごい頑張ってるんだから」みたいな感じで言われているように感じてしまって勝手にかちーんと来てしまいます。

私毎日受験勉強もして野菜しか食べずに5時間くらい行くあてもないのに寒い中ずっと歩いたりしていたのだけれどその辛さがお前にはわかるのか?と問いただしたくなってしまいます。

それとか例えば一緒のアプリをやっていたとして、私の方ができるよっと言ってきたのでやらせたら私より全然できてなくて、結局そのアプリもうやってないとか言われてしまったりするので、あ~こいつ、マウント取りたいだけなんだな……とか邪推してしまうんですよね。

あと平気で暴力をふるえる人だと思っていて、感情的になったら暴力ふるうんだろうなとかそれも邪推ではあるけれど思ってしまうんですよ。

なんか悪口大会になってきてしまったのでいいところを言うと、明るくて元気という部分がすごく人によっては元気をもらえるのではないかな?と思います。

いい意味でも悪い意味でも裏表がないので、相手への発言の配慮をしない代わりに飾らない言葉で相手を褒めることができる人だと思っています。素直でいい子みたいなのですが、私にはそう思えないから困っているという感じです……

この子とどう折り合いをつけるかについて書いてみてよ!と天の声が聞こえるのでちょっと今後もこの子と私の関係性について書いてみますね。

3・おわりに~苦手な人に対して折り合いをつけるには~

いかがでしたでしょうか?

私にも苦手な人はいるぞという話でした。今まで結構陽気な人間としてふるまってきたような気がするのですが、結構どす黒いというか暗い性格をしているので、様々なことが気になってしまいます。

例えば〇〇さん最近帰ってこないな、どこにいるんだろう?とか〇〇ちゃん今日体調悪そうとか声の変化とかで結構気になるタイプで、たまに隣室がうるさいとか物音が気になるとか細かいことを全部気にしすぎてしまうので集団生活に向いていないかもしれないということに最近気づきました。

利用者さんが私含めて3人の時も、イヤホンから音が漏れてないかってずっと気にしていたし、被害妄想とかで結構利用者さんに迷惑かけたりしていたのですが、なんだかんだこの3人だから住んでいられたみたいな部分があって、私以外の2人がおおらかな性格というか特に気にしない感じの人たちだったので、優しさで包まれていたんだってやっと気づけました。2人とはまだ仲良しですし、新しく来た子より古くからいるこの子達への信頼が重いくらいあるのですが、やはり共同生活をするにあたって、苦手でも受け入れていかなきゃなあと思っていて、職員さんからは無理に接しなくて良いとは言われているけれど、善人でいたいので、関わってしまうというか、リビングにいるとその人がずっとお話しているので矛盾点に気づいて指摘してしまうというか、なんかそれおかしくない?って思ってしまって気分的に落ち込んでしまいます。

これも私の性格が悪いせいだと思っているので、いつかその人のことも受け入れられるような人間になれたらいいなあと思います。

他のグループホームのお話とかたまに聞くと、いじめとかそういう陰湿な事をされることもあるらしくて、そういうのがないのは素晴らしい点だなと思っています。

今は満床で、人が入る予定もないかもしれませんが、まだ見ぬ新入居さんとも仲良くできるように今いる苦手な人との関わりで、大人になりたいなと思います。

しかし、そんな私に転機が訪れます……次回、苦手な人が実は好きかもしれない話に続きます!今回は語れなかった彼女のかわいい部分や、優しい部分についてピックアップ!

これから地味にグループホームでの歩みについて書いてみないか?という話が持ちかけられているので、この話はシリーズ化するかもしれません。

初のシリーズものに非常に腕が鳴ります(ボキボキ)

よろしくお願いいたします。

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