利用者から職員へ~Sさんが職員になった理由~

こんにちは、くらげです。

今回は前回お話ししたグループホームの元利用者で、現在は職員として働いているSさんが何故職員になることができたかについて書いてみようと思います。

1・元々介護の仕事をしていた

元は障がい者枠で、介護の仕事を3年程していた実績があり、初任者研修という資格(介護の基本的な技術や知識を身に着けるための資格、取得すると介護業務全般が行える)を取得したということもあり、職員さんになるにはちょうどいい人材というか、輝く原石みたいな存在だったのがあるようです。

2・継続的にグループホームの困りごとに携わってきた

私が被害妄想を向けても気にしなかったというのは以前述べましたが、それ以外にも様々な利用者の困りごとに寄り添うことをしてきたという実績があるようです。

本人の性格的に非常にさっぱりしているというか、おかしいことはしっかり指摘できて、なおかつ感情的に相手がつっかかってきたとしても、冷静に対処できる子だと普段の行動や話し方を見ていると思います。

そういえば、昔陰湿ないじめみたいな状況にあった時、そんなん友達じゃないよ!くらげには私たちがいるじゃん!的な事を言われてその人たちと関係を絶つきっかけをくれたこともあったし、励ますためにおいしい食べ物を買ってきてくれたりするしで、こう思い返してみると私はかなりお世話になっているなあと感じます。

多分、私の知らない部分でも困りごとを解決しているし、凄いなと純粋に思います。

3・荒れていた時代もあったけれど、それが落ち着いた

グループホームに入居したばかりの頃は悪い友達がたくさんいて、荒れてたようです。

私が入ってきたばかりの頃はもう落ち着いている状態で、優しい子だというのを知っていたので、今でも仲良くしていただいておりますが、荒れてた時代に知り合っていたら怖い!って思って、話すことはなかったかもしれません。

4・仕事の遅刻・欠席がほとんどなくなった

仕事に遅刻や欠席がないのは非常に重要な点であると思います。

Sさんはその点が優れています。遅刻や欠席がほとんどないです。

最初の頃はそうでもなかったようで、起きれなかったり等で遅刻や欠席することがあったそうです。

ですが段々解消され、今では病気じゃない限り遅刻や欠席をしないので、そこも理由として挙げられます。

5・交通誘導の仕事中に何名かからスカウトされるようになった

介護の仕事をやめてから、今は車に携わる仕事をしているのですが、その前まで交通誘導の仕事をしていて、その時に何度かスカウトされていたようです。

仕事への誠実さや、人当たりの良さがスカウトにつながったのではないかな?と私は勝手に思っています。

6・まとめ~障害を持つ人が安定して働くために必要な事~

いかがでしたでしょうか?

理由を聞いて納得したのですが、本当に何でもできる子だなと改めて思いました。

今は車に携わる仕事をしつつ、グループホームの職員もして、しかも出張とかもあったりと何かと大変そうな姿を見ているので、応援してあげたいと思っています。

今回の記事を書いていて、就職するために必要な条件が見えてきたのでまとめますと、以下の条件が必要なように見受けられました。

1・その人の強みを生かせる職業

Sさんの場合ですと、元々介護職だったというのが職員になるきっかけといいますか、強みだと思っていて、自分はこれができるとか、自己理解を深めて自分に合った職業を選択できたらいいよな、と感じました。

一番簡単に手を出せる方法としては、資格を取るとかになるかと思います。

勉強はやる必要がありますが、やっぱり何か「これができます」というような証明として、資格を取ることは有効かと思いました。

2・遅刻・欠席をしない(約束を守れる)

遅刻・欠席をしないことって結構重要だな、と感じました。

土壇場でキャンセルするような人が信用されないのと同じで、自分の都合で急に休んだりすると信用を失うよな、と思いました。

上手い言葉は見つかりませんが、信用を得るためには、約束を守れるような人の方が背中を任せたくなるし、仕事も一緒にやりたくなるよな、と感じました。

3・人に寄り添えるか(思いやれるか)

私は随分Sさんに寄り添ってもらっているな、と感じることが多いです。

私は悪い言葉でいうと言葉の通じないような障がい者だと自分で思う部分があって、自分が納得しないことには同意できないし、かまってちゃんだったり扱いにくかったり面倒くさい部分も結構あるのですが、Sさんはそういう面倒くさい部分を見ても呆れたり、馬鹿にしないので、信用しています。

私がいい例だと思いますが、こういう人の特性を馬鹿にしたり、面倒くさいという態度を見せないで誠実に対応してくれるSさんだからこそ、好きですし、自分の内面の嫌な部分とか、家族関係で悲しいことがあったりしたら相談できます。

このことからわかると思いますが、いかに人を思いやれるか、人の話を聴けるかで信用や信頼関係が築ける気がします。

あとはこれは滅多に起こらないことかもしれませんが、ハプニングがあっても冷静に対処できるような対応力も問われる気がします。

Sさんはいつも何かで怒っている利用者がいたとしても諭すような、というかそれは違うんじゃない?とかちゃんと言えるので、そういう面でも対応力的なものが備わっている気がします。

4・仕事への誠実さ

Sさんは結構まじめな方で、仕事でできないことがあると頑張って自分で人に聞きながら対応しようとするし、挨拶などもちゃんとします。

知らない人にでもちゃんと挨拶できるのはすごく偉いなあと思っていて、というのも私はちょっとコミュニケーション能力がないので、挨拶できないんですよ。

だから周りからしたらすごく失礼な人なんじゃないかなとか思うのですが、Sさんはそういうのがないし、仕事への意欲というか、努力して新しいことを覚えていこうとしているので、そういう面でも職員さんに向いていたんじゃないかなと考えました。

以上のようなことが自然とできるようになれば、一般企業でも働けるのではないかなと感じました。

私にはまだまだ足りない部分が多すぎて頭が痛いですが、まずは挨拶や、遅刻・欠席をしないなどすぐに行動に移せそうな部分から実践していきたいな、と感じました。

あらためてまとめてみると、Sさんってすごい人だったんだなと思いました。

私も負けてられないというか、Sさんのように努力して、一般企業で働けるようにしていきたいです。