グループホームの子達と私~グループホームでの思い出~

こんにちは、くらげです。

現在私はグループホームで生活をしていて、もう3年経ちそうなのですが、この3年間を共に過ごしてくれた仲間と、新メンバーの仲間もいます。

どの子も私と生活できるくらいですから、多分器がでっかいです。

私が被害妄想をこじらせてグループホームに帰りたくない!とかあなた私のこと嫌いでしょう!とか言い出しても、嫌われないというかおお〜やってんね〜くらいの感じで、流してくれるいい人達に囲まれています。

私は苦手や嫌な気分だったりするのがすごく顔や声に出やすいのですが、特にそれでなんか言われるということもないくらいには悪い態度をとっても気にしないメンバーがそろっているのかもしれません。

そんなグループホームでの思い出を少し語っていこうと思います。

1・仲良くなり始めたきっかけ

入りたての頃は私も人見知りをしていたり、他にもいろいろ原因があって一緒に住んでいるけれど関わりはないみたいな感じでした。

他人じゃないけど外であっても声かけないかな?みたいな顔見知りみたいな関係でした。

私は利用者さんのことを皆怖い人だと思っていたし、話しかけることもあまりなかったです。

それが、いつの間にか話すようになって、リビングでみんなで過ごすことが増えて、お互いのことを理解していったというか、私は2人のことめちゃくちゃ知っているってわけではないけれど、多分何か嫌なことが私に起こったら2人は私の味方をしてくれるだろうな、という信頼感があります。

買い物に行ったり、なんと私が夢に出てきて私っぽいことを言ってたという話を聞いてめちゃくちゃ笑ったり、遊びに行ったりなどなど大変お世話になっています。

2・紆余曲折~仲良くても疑心暗鬼~

2-1 持病の疑心暗鬼

私の持病が関係するのですが、定期的に疑心暗鬼になります。

すべてを疑ってしまって自分は全人類に嫌われてるんだ!もうだめだ、終わり終わり!みたいな気持ちになってしまうのですが、このせいで仲良くなってからもグループホームのメンバーを嫌いになったりしていました。

例えば、ちょっと日常を過ごしていて、こういうところが気になりすぎる!みたいな感じで不機嫌な態度をとってしまったり、ゲームやっていて、イヤホンの音が全部聞こえているんだ!と疑心暗鬼になって、その子は親切でたまにカチカに様子見に来てくれたりするのに、カチカに来るよと言っているのを嘘だと思って、カチカから早めに帰ってで実家にいるとか、明らかに避けてるよね?みたいな態度を取ってしまったり等々沢山ご迷惑をかけています。

一時期監視されてるとか思っていたくらいには疑心暗鬼だったので、本当にやばい人だったと思います。

2-2 紆余曲折〜何をしても大丈夫(?)~

なんだかんだ疑心暗鬼になったとしても友達でいてくれるし、くらげのことを見捨てないよ、みたいな口に出して言うわけではないけれどそう思ってくれているのかな?みたいな状況なので勝手にそうに違いないと思っています。

最近も愚痴を聞いてくれたり、遊ぶ約束をしてくれたり、一緒にゲームしたりしています。

個人的には何をしても無理!とかお前嫌い!とか言われないんじゃないかなあって思っています。

よっぽどのことがない限りは見捨てられない気がする。例えば暴力ふるいだしたらそりゃ嫌いだろ!ってなるけれど、私が暴力をふるうことはないと思うので……

あってもデコピンとか肩パシーンくらいかな?と思っています。

3・グループホームに来てから

3-1 自分のために時間を使えることの嬉しさ~母との関係性~

私は結構母との関係が複雑で、このまま実家にいたら死ぬ!と思ってグループホームを運営している人がたまたまカチカの社長でしたので、社長にすべてお任せしてグループホームに来たという経緯があります。

やっぱり距離が離れるとお互い冷静になるのか、私は今、母のことがそこまで嫌いではないというか……そういう人なんだなという気持ちでいます。

諍いばかりだけれど、別に悪い人ではないと思っていて、むしろこの人じゃなきゃ私を育てることはできなかったとさえ思っています。

実家にいるときは本当に無理!みたいな感じで、自分の部屋がないから1人になれる時間もなく非常に苦痛だったのですが、グループホームに来てから時間が自由に使える楽しさというか、こんなに私にはいろいろやりたいことがあったんだ!と思ってやれることをとにかくやっているという感じです。

3-2 楽しい日々

グループホームに来てからはたまっていたゲームなど、好き放題やっています。

グループホームに来てから(特に仲間と仲良くなってからは)本当に楽しくて、死にたいとか言えないわって思っているし、生きたいから誰に嫌われてても私は生きるわみたいな気持ちでいます。

本当に仲良くなってから2年くらい経ちますけれどずっと楽しくて、今が一番人生が楽しいと思える時間だし、ありがたいな〜と思っています。

4・意外な共通点~趣味が合うメンバー~

最近、私のやっているゲームをやってくれてる利用者さんがいて、その子とめちゃくちゃ趣味が合います。

この間驚いたのが、私のやっているゲームのタイトルを急に知ってますか?と聞いてきたのも驚きましたが、一番驚いたのが何気なく話していたら私の推しているマイナーなゲームの存在をその子も知っていたことでした。

登場人物の妹が好きと言っていて、分かるぞ……!ってなりました。

そういえば、その子が出てきた時一瞬〇〇ちゃん(グループホームの子)が好きそうな見た目してるな~って思ったのと、私にもぶっ刺さったというか、かわいすぎる子なので普通にかわいい……!と限界オタクみたいになったのを思い出しました。

そんな感じで趣味が合うというか、その子もオタクなので私とすごく話が合うというか、なんかこの子面白いな~って喋るたびに思っています。

5・自己肯定感が上がるグループホーム

この子ともう1人疑心暗鬼になっていた時に見捨てないでいてくれた子への私の信頼度はカンスト(限界突破)しているので、私は勝手に魂の友達と呼んでいます。

私のことを面白いねとか言ってくれるのはグループホームのメンバーたちとカチカの職員さんくらいなので、自分って面白いのか……?と最近悩んでおります。

つまらない人間として育ってきたので、自分が面白い人なのかわかりません。

でもくらげおもしろ〜とよく言ってもらえるので、もしかしたら面白い人なのかもしれません。

私の悪い部分もいい部分も知っていて、いい部分を伸ばそうとしてくれている気がして、優しいなあ、皆~みたいな気持ちになります。

新しい子達もみんないい子で、何があっても嫌われたりしないような気がします。

無敵ですね、ありがたい。

このグループホームに来てから、少し自己肯定感が上がったというか、何もできないような人が少しだけ成長したというか、実際社長からも成長しているね!とか言われたりもして、すごく良い環境で育ててもらっているなと思います。

6・おわりに

結論を言うと、グループホームに来てから人生楽しいな、みたいなことを書きたかったようです。

最近母と結構喧嘩してしまうので、ちょっと自分の中で母のことを好きだけれどそれとは別で受け入れることができないみたいな部分があって、母の愚痴が多めだったので明るい話題にしたくて、明るい話題を考えていたらグループホームの子達の顔が浮かんだので書いてみました。

カチカの社長がグループホームも経営しているので、カチカに通いながら生活を支援してもらうこともできます。

私はそのパターンで、カチカとグループホーム両方で情報を共有して支援していただいています。

体調の変化や、精神の不調なども配慮してくれるグループホームです。

現在私の住んでいるところは満床で空きがないですが、他にもグループホームがあって、男性寮や、自分で生活を頑張るタイプもありますので、ご興味がある方は一度ご相談をしてみるといいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また次回。